どういうトリックか
 X-upとは空中でハンドルを180°以上ひねるBMXの最も原始的で、基本的な技の一つです。でも、今でもとても人気のある技です。読み方は「エックスアップ」と読みます。人によっては、「クロスアップ」という人もいますが、外国の番組とかVIDEOとかではクロスアップと言っている人はほとんどいないので、多分日本だけで未だに呼ばれ続けているのでしょう。(違ったらごめんなさい)超入りまくったX-upをぶちかまそう!
BIKE SET UP
 特にこれといったセッティングの必要はないけど、強いて言えばブレーキケーブルが絡まらないようにするくらいでしょう。その他は、普通のジャンプと同じです。
 あと、長過ぎるハンドルはちょっと切った方がやりやすいです。
やりかた
 まずこの技は基本的だけど、どんなジャンプ系の技にも言えるように安定したジャンプができないとハンドルを空中でひねるのは難しいです。いきなりやるのは無謀としか言えないです。だから、ちゃんとしたジャンプを練習します。
 そしたら、空中でハンドルをひねる前に飛ばずに地面でちょっとだけフロントを上げてハンドルをひねる練習をします。これはなかなかはじめはうまく行かないと思います。どっちかひねりやすい方に絞って練習するといいかもしれないです。コツは、ハンドルの上におおいかぶさるようにして素早くひねるのです。
 それができるようになったら、今度はジャンプ中にやってみます。才能のある人を除いていきなり180°以上ひねるのは難しいでしょう。だから、徐々にひねる角度を上げていきます。注意しないといけないのはやはり、着地する前にハンドルをもとの位置に巻き戻しておかないと自動的にこけます。
 空中に飛び出したら、もうすでにハンドルはひねりはじめます。この時足は、伸ばした感じにします。そうじゃないとひねりはじめたハンドルや手に足がぶつかってこけるからです。それで、足は伸ばした感じにしつつ、体を「く」の字に曲げてハンドルに覆いかぶさるようにし素早くハンドルを思いっきりひねるのです。それで、手は関節が外れちゃいそうになるくらい伸ばします。このとき、180°以上ひねると空中でバランスが崩れやすいので右にハンドルをひねってる場合は右に、左の場合は同じように少しバイクと体を傾けると安定します。
 それで、X-upの状態で固まってもかっこいいし、そのあと技を入れてもかっこいいのでいろいろやってみよう!
 そろそろ、地上に近付いてきたな〜って思ったら素早くハンドルを巻き戻します。この時、やっぱり同じように体はくの字で足にハンドルが当たらないように注意します。でも、X-upのまま固まって着地してもかっこいいです。巻き戻す際は腕は伸ばし気味で押し出す感じにし、フロントを下げてうまく着地面にあわせて着陸します(Movieではバックサイドが近いため、飛び過ぎちゃってます。ちゃんと面にあわせて着地しましょう)
コツ
 体は固くしない。ひざも腕も柔らかくしてリラックスして飛ぶ。
 調子の悪い日は無理してでかいところで飛ばない。
 フロントが上がり過ぎて着地でき無さそうなら空中でチャリだけ投げ飛ばして脱出する。着地の時にチャリにあたると危ない。
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