写真のようなDirtのコブを使ったり、Box Rampを使ったりして飛んで何か技入れたりする前にちゃんとできるようにしておきたい「普通のジャンプ」です。ちゃんと飛べるようにならないで空中で技を入れようとしてもバランスが崩れてこけるだけなので危ないし、無謀です。だから、空中で地面とバイクが並行になり、バックサイド（着地する斜面）に合わせて着地してほとんど衝撃のこないジャンプをちゃんと練習した方がいいのです。飛べるだけでも楽しいっす。 　チャリにガタが有るととても危険です。だから、ネジはゆるんでないかとかスポークの張りは強くなってるかとかハンドルはしっかり固定されているかちゃんと確認しないとダメです。 　弱いバイクで飛んでバックサイドに激突するとフォークが折れるかもしれません。 　はじめは超ちっこいバックサイドのないところで練習するといいです。いきなりでかいところでやってもこける人の方が多いですからね（一部例外有り）。例えば、歩道と車道の間にある縁石の斜になっているところで飛んでみるとか（その場合ただ空中に飛び出すだけの練習にしかならないですが...）。 　この、「ただのジャンプ」はBunny Hopと大きく関係しています。ただ勢いを付けて突っ込むだけじゃ高さも飛距離もでないのです。左の連続写真を見てもらえば分かるかもしれないですが、勢いを付けて斜面に差し掛かってフロントが上がったらBunny Hopをする時のような体勢になります。飛ぶ前はひざと腕を軽く曲げて力をためます。そして、アールに差しかかったらBunny Hopのような事をやります。この時、体は地面と垂直に近いようにし、ハンドルはひざにあたるような感じで引いてフロントが下がらないようにしています。 　空中に飛び出したらこれもまたBunny Hopと同じように腕を少し伸ばして足を曲げてリアをフロントと同じ高さにします。そうすれば一番重要な空中で地面と平行に飛ぶ事ができるはずです。フロントが上がってしまうとほとんどの技は入れるのは難しいと思います（例外あり） 　そろそろ高度が下がってきたな〜って思ったら（飛行機じゃないけど）バックサイドを見つつ腕を伸ばしフロントを下げてバックサイドの面に合わさるように着地します 　タイヤがバックサイドについたら腕やひざを曲げて衝撃を吸収します。チャリに乗らずに地面でジャンプするのと同じです。 　バックサイドにうまく着地できればよっぽどでかいところでない限り着地の衝撃はほとんどこないと思います。 　体は固くしない。ひざも腕も柔らかくしてリラックスして飛ぶ。 　調子の悪い日は無理してでかいところで飛ばない。 　フロントが上がり過ぎて着地でき無さそうなら空中でチャリだけ投げ飛ばして脱出する。着地の時にチャリにあたると危ない。 =>真横から（連続写真と同じ）（408k） =>ちょっと飛び過ぎのあまり良くない例（223k） =>リズムセクションの場合（654k） MOVIE情報 -rider:姉崎　祥 -場所:1,2はつくば市某Trail　2はガキンチョトレイル