どういうトリックか
 これはただ単に階段などのGap(段差)を飛び下りるというやつです。だからそんなに高等な技術は必要ありません。着地さえうまくできれば人の背よりも高いところから飛び下りても痛くありません。その代わり乗ってるBMXにかなり負担がかかります。でも普通のママチャリではできないかんたんだけど面白い技です。高く、長いGapほど難しいし、チャリに負担がかかります。ちなみに初めて自分が階段(高さ1m)を飛んだのは小学4年の頃でした。超恐かったのを覚えてます。1週間でチャリは壊れましたが...
BIKE SET UP
 とにかくWheelまわりが壊れやすいので空気は高圧に入れ、Spokeはめちゃめちゃ張り、RIMは強いものの方がいいです。タイヤは太めの方が壊れにくいです。
 Front Forkは折れそうじゃないか確認する。折れると超危険です。顔面着地であの世にいけます。
やりかた
 左に写真はちょっと極端なのですが、初めはもちろんこんな高いのから練習するのは自殺行為です。Bunny Hopができなくても階段は飛べるのですが、Bunny Hopをしたほうが、距離の長いところを飛び下りる時、左の写真のように段差があって、上に草が生い茂ってヤバいところに挑戦する時有効です。
 着地の方法は2通りあります。前後両輪着地か、リアだけ先についてあとからフロントを着地するやり方。前後両輪着地は着地が安定します。後ろにこける可能性がほとんどないので、安全性は高いです。その代わり、うまく着地しないと腕が痛くなります。それに、Front Forkに負担がかかります。リアからの着地は、フロントはあとから着地するので、腕が痛くなる事は少ないし、Front Forkへの負担は少なくなります。その代わり、着地時不安定になりやすいのと、Rear Wheelに大きな負担がかかります。
 左の写真では人の背より高い場所でしかも助走地点に草が生い茂っていてかなりヤバいところだったので、前後両輪着地をしました。で、同じく前後両輪着地の場合のやり方を書きます。
 まず、目で着地予定地点をみてどのくらい距離があるか(瞬時に)確かめ、どれくらいBunny Hopをすればいいか考えます。階段の場合リアが階段の最後の段に引っ掛からなければいいので、それほどBunny Hopをしなけりゃいけないって場合はあんまりないと思います。まあ、思いっきり飛びたい人は思いっきり飛べばいいので人の勝手なんですが...
 空中に飛び出したらFrontが下がらないように注意します。で、着陸までのフライトを楽しみます。
 着地ですが、これは一番重要。Movieをコマ送りでみてもらえば分かるのですが、着地前に足は伸ばした感じです。腕もです。こうする事によって着地した瞬間に一気に足と腕を曲げサスペンション(衝撃吸収装置)の役割を果たします。着地した瞬間はケツを引き、頭を下げ、衝撃を吸収します。あと、足首はペダルから踏み外さないように力をかけておきます。踏み外すと痛いですよ。とにかくこの衝撃を吸収しないと首も痛くなるし、チャリも壊れやすくなります。
 いろんな段差を飛び下りまくろう!
コツ
 目標地点をよく確認する。
 たくさん助走をつければ長い階段なども飛べます。
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