Kick FlipというのはいかにもSk8の技みたいですが、チャリンコではCrankを蹴って回す技をいいます。BarspinのCrank版といった感じです。できるようになるとたぶんBunny Hop Barspinと同じくらい簡単にできると思います。だけど、油断してるとPedalに足ぶつけるはめになるので気を抜けない技です。またの名をCrank FlipやPedal Spinとも呼びます。 　やり方は引っ掛けるやり方と、後ろ足で蹴るやり方の2種類あるのですが、最も一般的な引っ掛けるやり方を解説します。後ろ足で蹴るやり方は絶滅寸前なもんでして。 　No FooterやNo Footed CanCanなど足離し系の技をやる時にCrankが回らないようにCrankのBoltを少し締め気味にしたり、Chainを張り気味にするのが普通なのですが、そうするとCrankを蹴ったとき回りにくくて、途中で止まってしまうので、Crankは蹴って1回転できるような締め具合、張り具合にしておく。足はなし系の技をやる時に難しくなるけど、しょうがないでしょう。 　まずはBarspinとかと同じで地面で飛ばずにできるように練習します。でも、やっぱこれもいきなり地面でやるのも難しいと思います。ほとんどの人は回す事さえできないと思います。回すコツは前側のCrankを上げ気味でPedalを靴の裏で引っ掛けるようにして回します。前側の足で蹴って回したら後側の足は回転域からそらしてぶつからないようにします。うまく1回転したらPedalをキャッチしてできあがり。まずはこれをひたすら練習しましょう。回せるるようになれば、地面でBarspinできるのと同じレベルだと思います。 　まあそこまではいいとして、Bunny Hop中にやるのはこれ又難しいのです。まずは地面で回せるようになったら次はBunny Hopでやるんですが、Bunny Hop Barspinと同じでFrontを上げて地面からRearが離れる前にすでに回す準備をしておきます。前側のCrankは上げて前足はつま先を下げ、空中に飛び出した瞬間に回します。この時すばやく後ろ足はCrankの回転域からそらしてPedalに足がぶつからないようにします。前足で蹴ったPedalが1回転してきて見えたら前足でCatchします。前側と後ろ側のPedalの感覚が分かっている場合は前側のPedalをCatchすれば勝手に後ろのPedalもCatchできると思います。このへんは慣れるしかないです。 　飛ばずに回せるようになったらBunny Hopしてただ回す練習をする 　なれないうちはすねにPedalをぶつける事が多いので怪我したくない人はProtectorを付けた方がいいです Movieを見る